カバヤの歴史
カバヤ食品の創業から現在、そして未来へ

 

1946~1964 カバヤ食品のはじまり
日本を代表するお菓子メーカーの誕生

創業1946年

1946年(昭和21年)設立

キャラメル製造開始

カバヤ食品は赤箱のカバヤキャラメルとともに歩み始めました。
キャラメルは、物不足、甘いもの不足の時代に爆発的な売れ行きでした。

社名の由来 〜どうしてカバヤになったのか?〜

当時カバには、「おとなしく、平和を愛する」というイメージがあり、平和な社会を建設するという国民の気持ちにピッタリ一致し、また、カバの大きなお口においしいものがたくさん食べられる時代を願っていたことから、カバを社名にしました。
ロゴは会社設立当時のもので、1987年(昭和62年)まで使われていました。

1952年

1952年(昭和27年)

おまけの名作

「カバヤ児童文庫」創刊

カバヤ児童文庫は、「カバヤキャラメル」のキャンペーンの景品として登場しました。
その第1巻第1号が出たのは1952年8月3日のことでした。
カバヤ児童文庫の記念すべき第1号の題名は「シンデレラ姫」。ペローの作品、シンデレラ姫、森の中のねむりひめ、おやゆびこぞうの3つのお話が収められていました。
以降、1954年の第12巻第15号まで、159冊が1週間に1冊のペースで発行され続けました。

カバヤ児童文庫が読める

岡山県立図書館のご尽力によりカバヤ児童文庫全編がデジタル化されました。
同センターのホームページで公開されており、インターネットを通じてどなたでも閲覧できます。
下のリンク先から「カバヤ児童文庫」と入力し、検索してください。

デジタル岡山大百科
http://digioka.libnet.pref.okayama.jp/

「カバ車」や「カバ子」による宣伝活動を開始

1952年、カバそっくりな車を15台以上製作し、キャラメルの宣伝活動のため、全国を周りました。また、1953年、1頭の子カバをドイツから購入し、「カバ子」と名付けて、水槽付きトラックに乗せて西日本を中心に周りました。
本物のカバが珍しかったその時代、カバ子は子どもたちに絶大な人気を誇り、鮮烈な印象を与えました。

約2年後、カバ子は、池田動物園(岡山市)に引き取られ、その後、「デカ」と名前を変え、晩年をいしかわ動物園(石川県・辰口町)で過ごし、日本一長寿のカバとしてみんなに愛されました。
2010年8月5日、推定年齢58才(人間で100才以上)で生涯を終えました。

カバ車
カバ子を乗せた水槽付きトラック
 

1965~1999 カバヤ食品の挑戦
総合菓子メーカーへ

1965年

1965年(昭和40年)

「ジューC」(清涼菓子)発売

1975年

1975年(昭和50年)

「マスカットキャンディ」(キャンディ)発売

1978年

1978年(昭和53年)

「ビックワンガム」(玩具菓子)発売

お菓子売り場に初めて登場した玩具が主役の菓子です。当時人気のプラスチックモデルで、車や飛行機などを接着剤を使わず組み立てることができました。1990年まで販売しました。

「菓子付きミニカー」(玩具菓子)を発売
フランスのマジョレット社と提携し、ミニカーをガムと合わせて販売しました。

1979年

1979年(昭和54年)

「セボンスター」(玩具菓子)発売

1984年

1984年(昭和59年)

茨城県に関東工場建設

本格的なチョコレート製造を開始しました。

1988年

1988年(昭和63年)

CI導入
ロゴマークを変更しました

1990年

1990年(平成2年)

グミの製造開始

1991年

1991年(平成3年)

岡山工場を岡山市北区御津野々口に新しく建設し、移転

商品の高品質化を目的に、環境にやさしい工場として生まれ変わりました。
キャンディ、グミ、プレッツェル、ガム、玩具菓子をアイテム別にライン化しました。

1996年

1996年(平成8年)

「さくさくぱんだ」発売

2000~現在 新たな挑戦
過去にとらわれない改革へ

2000年

2000年(平成12年)

岡山工場に焼き菓子ラインを新しく設置
本格的クッキーの製造開始
岡山工場、関東工場ISO14001認証取得

フランス革命の時代に活躍したフランスの菓子職人アントナン・カレームにちなみ「カレーム」ブランドを立ち上げました。

2002年

2002年(平成14年)

「ほねほねザウルス」(玩具菓子)発売

2004年

2004年(平成16年)

岡山本社に工場見学施設「カバヤライブラリー」開設
「ピュアラルグミ」(グミ)発売

2005年

2005年(平成17年)

岡山工場・関東工場ISO9001認証取得

2006年

2006年(平成18年)

創業60周年記念事業として「カバ車」の復刻

2009年

2009年(平成21年)

「塩分チャージタブレッツ」(清涼菓子)発売

2011年

2011年(平成23年)

創業65周年に「カバ車 ガールフレンド」製作
「カバ車」の名前が「クッキーくん」
「チョコちゃん」に決定
茨城県常陸大宮市に関東第二工場を新設

2012年

2012年(平成24年)

関東第二工場で「工場見学」の受け入れ開始

2016年

2016年(平成28年)

創業70周年

1946年の創業から70年を迎えることができました。

日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社設立

日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社が設立され、事業会社となりました。

カバヤ食品東京本社設立

東京都千代田区紀尾井町に東京本社が設立され、二本社制に移行しました。

2018年

2018年(平成30年)

「一般社団法人 日本経済団体連合会」入会

関東工場(関東第二工場含む)において食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000の認証を取得

2019年

2019年(令和元年)

岡山工場において食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000の認証を取得

子供たちに夢と笑顔を与えてきた精神を誇りに、これからも価値のあるモノづくりに挑戦していきます。